ミノキシジルの効果と副作用

ミノキシジルは、もともと経口血圧降下剤としてアメリカで開発されたもので、副作用として全身の多毛症を引き起こすことから、頭皮に対しての外用薬として開発されたものです。

 

ミノキシジルは、直接毛母細胞に働きかけて、頭皮の血行を促進し、髪の毛の成長を早める働きをします。

 

リアップやロゲインは、頭部の薄毛になっている部分に直接薬剤を塗布し、マッサージするようにして塗りこむすることで3~6ヶ月程度で発毛効果があらわれますが、この効果はリアップやロゲインで有効成分として含有されている「ミノキシジル」と呼ばれる物質の作用によってもたらされます。

 

日本でミノキシジルが含まれる育毛剤は大正製薬より発売されている『リアップ』のみとなります。他にも個人輸入で、海外からロゲイン等のミノキシジル含有の育毛剤を手に入れている方もいるそうです。私も個人輸入してみましたが、正直、本物なのか偽物なのか不安になりました。

 

リアップやロゲイン等のミノキシジル系の育毛剤の使い方は簡単です。決められた量を頭皮に塗るだけ。頭部にリアップやロゲインを塗布すると、ミノキシジルの持つ血管拡張作用によって、毛根付近に張り巡らされている血液の流れが改善され、亜鉛やタンパク質、ビタミンなどといった毛髪の生成に重要な栄養素が毛根部に供給されやすくなります。

 

これにより、毛乳頭細胞と毛母細胞が活性化され、ヘアサイクルにおける休止期から成長期への移行を早める効果と、成長期を長く維持させることで太くて長い、丈夫な毛髪を育む効果の両方がもたらされます。

 

他にもたくさんある血管拡張作用を持つ成分の中で、なぜミノキシジルだけがこのような作用を持つのかという点については、完全に仕組みが解明されたわけではありませんが、ミノキシジルが育毛効果を持つことだけは確かです。

 

ミノキシジルは当初、高血圧の治療に用いる降圧剤として用いられてきましたが、この物質を投与された者から多毛症の症状が出ていることがわかって以来、育毛目的の研究もすすめられてきました。その結果、世界ではじめてのミノキシジル含有の育毛剤として発売されたのがロゲインであり、日本で発売されたのがリアップです。

 

リアップやロゲインは、今日では男性型脱毛症の治療薬として知られていますが、女性の男性型脱毛症に対しても効果を発揮することがわかっており、現在はロゲインも男性用と女性用の両方が発売されています。